マレーシア・シンガポール間で開通予定だった高速鉄道の中止をマレーシアのマハティール首相が発表しましたね。
電撃発表だったそうでシンガポール側もびっくりという感じで報道されています。
入札合戦を繰り広げていた日中
この高速鉄道に関して、170億ドル(1兆8000億)のコストがかかり大規模な計画で、
アジア圏、中国や日本などの受注が決定していた企業には大きな打撃となりそう。
マハティール首相は歳出削減の方向へ
この企画はマレーシア・シンガポール間350kmを約90分で結ぶ予定だったが、
同首相は記者団に、
「巨額の費用がかかり、この事業からわれわれは何の利益も見込めない」と語り、
「高速鉄道に乗っても1時間節約できるだけだ」と指摘した。
歳出削減に強い意志がみられる。
保証金の支払いも
同首相は高額な建設費用を理由に、計画を中止すると説明し、
その分の保証として最大5億リンギット(約137億円)の支払いを強いられる可能性があるそう。
同首相が以前首相を務めた1981~2003年はシンガポールとの関係がよくなかったことから、
マハティール首相が返り咲いたことにより再び両国間の緊張が始まるのではないかと危惧されている。
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