今年前半で大幅に上昇している
カンボジア・プノンペンのPrek Pnov、Dangkor、Chbar Ampovといった地区の
地価が今年前半で大幅に上昇しているとKey Real Estateが発行したレポートで分かりました。プノンペンポストが報じています。
参考記事:プノンペンポスト
インフラの整備が整う
Prek Pnov地区とDangkor地区は環状道路と鉄道などのインフラ開発が進み
特にDangkor地区はプノンペンの南に位置しあのイオンモール3号店の出店が決定していることが今回の上昇の大きな理由ともいえる。
他にも新しい住宅複合施設の計画などもあります。
20%以上の上昇がみられる
今年初めに1㎡当たり280~1,500ドル(約3~16万円)だったが、
6月には300~1,700ドル(約3.2~18.5万円)と20%以上の上昇がみられる。
Dangkor地区には、1㎡当たり2,000ドル(約22万円)を超えるエリアもあるという。
ゲーテッド・コミュニティの開発
Chbar Ampov地区はゲーテッド・コミュニティというゲートやフェンスで囲われた居住地域の開発が決め手。
その広さは200ヘクタールを超えるそうで投資家の注目を集めている。
Chbar Ampov地区内のPrek PraやPrek Engなどでは、
1㎡当たり300~1,000ドル(約3.2~10.9万円)
ChbarAmpov I やChbar Ampov IIなどのエリアでは、
1㎡当たり1,300~3,200ドル(約14~35万円)とかけ離れた価格となっています。
プノンペンが拡大
実はプノンペンの中心地は昨年から値段は変わりませんが、
上記のように中心地ではない郊外が続々と値上がりを見せています。
イオンモール2号店が出店決定した時も郊外でしたが値上がりを見せたように
プノンペンはどんどん郊外を開発し、拡大している最中なので
一度、中心地は外し郊外での不動産投資も視野に入れるのも選択肢の一つではないでしょうか。