昨今、世界的に環境問題が大きく話題となっており
住宅メーカーはそんな環境にやさしい家作りとしてエコスマート物件が流行りつつあります。
新興国もその基準にあわせた住宅が続々と誕生しており、
今回ミャンマー・ヤンゴン東部タケタ郡にエコスマート住宅が誕生しました。
エコスマート住宅とは
スマートハウスとは、IT(情報技術)を使って
家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅。
具体的には、太陽光発電システムや蓄電池などの
エネルギー機器、家電、住宅機器などをコントロールし、
エネルギーマネジメントを行うことで、
CO2排出の削減を実現する省エネ住宅のことを指します。
省エネ・創エネ設備を備えた住宅がエコ住宅であるのに対し、
エネルギーマネジメントシステムで最適化されたエコ住宅が
スマートハウス(=賢い住宅)と言えそうです。
エメラルドベイ・プロジェクト
今回のプロジェクト名です。
ヤンゴンのバゴー川とパズンダウン川が合流する74万㎡のエリアに、
6,000件を超えるアパートメントが建設される予定。
国際基準にも適合したエコスマート住宅で3月17日には
ショールームがオープンし賑わっているそうです。
充実した設備
- 指紋認証ロックシステム
- 最先端郵便システム
- セキュリティ完備ゲート
- クラウドベースの監視システムやインターコム
- 顔認証システム
- 電気センサー付きの壁
- 24時間体制の監視システム
さらに総面積3万㎡を超える巨大なショッピングモールも予定されており、
ミャンマー小売り最大手の「シティマート」や「JCGV(映画館)」なども出店予定。
また1000ドルの前払いでディスカウントも受けられるそう。
ミャンマーヤンゴンの動向はこれから注目していきたいところです。