海外不動産を購入する際は日本ではないので
慣習が違ったり、現地の様子もわからなかったりと
初めての部分が多いかと思います。
今回はそんな不安を少しでも軽くするためによくあるトラブル・失敗例を
ご紹介しますので、購入する際は仲介業者に確認ポイントとしてメモしておいても損はないかと思います。
ケース1信頼できる現地日系不動産企業を見つけていない
まずメリットとして現地の最新の情報や部屋の管理などすべてを
任せることが出来るというポイントが大きいでしょう。
現地の情報というのは売却や運用する上で必要不可欠なので、
是非にでも繋がっておきたいところ。
ここでよくあるのが管理料、仲介手数料を安く済ませる為に現地企業に任せるパターンです。
『現地企業に任せたはいいが全然客付けがない。』
『ちゃんと管理してくれているのか報告がない』
などの事例がよくあります。
自分が英語なり現地で交渉できる能力があるのなら話は別ですが、
それが無いなら安心できる日系企業に任せた方がよいかと思います。
現地企業に比べると正直料金は高いですが、
そこは安心とその先の利益を生む上で必要経費と割り切るしかないでしょう。
ケース2現地視察なしで不動産購入
一見、何百万、何千万という買い物なのに
そんな事はよほどの金持ちしかしないだろうと
思いがちだが、これが案外いらっしゃいます。
資金に余裕があり無くなっても問題はない程度に考えられる方は
良いのでしょうが、それ以外なら現地視察はしておく方がいいでしょう。
この現地視察を怠ったばかりに
『こんな事聞いていない!!』
『客が全然つかない』
ということが本当に多いです。
特に『こんな事聞いていない』、『言ってたこと違う!!』というのが多いです。
海外は基本的に自己責任なので訴えたとしても勝てる見込みは少なく、
まして訴えを起こしているのが外国人なら泣き寝入りするパターンがほとんどです。
なので購入前には現地視察をしてこちらから確認することがとても大事になってきます。
現地視察しても失敗する可能性はありますが、
少しでもその可能性を減らせると思えば時間を割いてでもいくべきでしょう。
ケース3仲介業者の選択ミス
さて上記の事を踏まえて仲介手数料をケチらずちゃんと仲介業者を挟んで購入しようとなっても
中途半端な業者に任せると手数料だけ取られてなにも対応してくれないという事もあるので
はじめのうちに購入後のことや現地の日本人の紹介を求めておくとよいでしょう。
現地の不動産企業も紹介できないいわばブローカーから購入するのはあまりオススメしません。
まとめ
そもそも海外不動産はそんなに甘くないと思って下さい。
違う国で慣習も違う中、不動産を運営するのですから、
日本よりも大変なことはすぐにわかるはずです。
なので高い利回りや、値上がりに釣られて信用もできないところから
購入してしまうと本当に痛い目にあいます。
特に最近注目され始めている時期なのでそういった詐欺を目的としている方も
多いですから気を付けて下さい。
ただ可能性は十分に感じられる市場なので東南アジアなどはこの先に期待したいですね!!
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