過激なタイトルになってしまいすみません。
今回は世間一般では貧困国となっているカンボジアになぜこんな注目が集まっているのか解説していきたいと思います。
投資をお考えの方に少しでもプラスの要素になれば幸いです。
ダイヤの原石カンボジア
まずカンボジアがどうゆう国なのか解説しますが、貧困国のイメージを持たれている方はきっと『びっくり』すると思います。
カンボジア概要
人口 | 約15,000,000人 |
面積 | 約180,000㎢(日本の約半分) |
GDP(1人当たり) | 約1,200USドル |
通貨 | USドル、リエル |
国民の平均年齢 | 24歳 |
概要を見ると大したことはないじゃないかと思われるかもしれませんが、突出しているのが
国民の平均年齢です。この24歳という数字は東南アジアの中ではトップクラスに若いです。
ポルポト政権という政権をご存知でしょうか。
ここではあまり掘り下げませんがカンボジアは過去に虐殺があった国で知識人と呼ばれる人がことごとく虐殺されてしまったことで
残っているのが若い方のみになり、その後の内戦の影響もあり現在の国民の若さにつながっていると考えられます。
人口ピラミッドを見ればいかにご老人の数が少ないかがよくわかります。
増加する人口
町を歩いていても50台以上の方はなかなか見かけません。
労働という目線で考えれば若すぎるという点はありますが、これほど成長が見込める国もなかなかありません。
内戦がおわってから爆発的に人口が増加しており、2020年には※『人ボーナス期』に突入すると言われています。
ベトナムはもうすでに※人口ボーナス期真っただ中ですね。
そしてこの※人口ボーナス期は2060年まで続くと予想されています。
生産年齢人口は約1.5倍にものぼると予想されており、そして40年も続くとなれば経済成長はほぼ確実といえるのではないでしょうか。
※人口ボーナス期とは
激減する貧困層
2007年までのカンボジアは約50%が貧困層といわれており、まさに日本の世間一般の方が想像している『カンボジア』でしたが、
2014年には約14%まで減少しています。
首都のプノンペン市内ではレクサス、ベンツ、BMW、アウディなどの最新車が走り回っておりイメージのカンボジアとはかけ離れています。
スマホの普及
そしてFacebookの普及が日本よりもしているのではと思うぐらいFacebookを利用していて、
逆に利用していない方を探す方が難しいです。
なので当たり前にスマホは普及していますしiPhoneXをお持ちの方もおおいです。
先を見越して参入が激しくなる企業
外国の企業がどんどん参入しているのが現状で、
分かりやすい例だとイオン、牛角、パナソニック、吉野家など
工場だとTOYOTA、DENSOなど様々な企業が進出しています。
イオンに関しては東南アジア最大級の規模があり、今年2018年にはなんとイオン2号店が完成予定です。
AEC(アセアン経済共同体)の発足でさらに経済成長が促進
AECとはASEAN自由貿易地域をもとにした経済連携の枠組み。
人・物・金がこれまで以上に行き来することになればさらなる経済成長が見込めます。
なかでもベトナム・ホーチミンからカンボジア・プノンペンを抜け、タイ・バンコクまで伸びている南部経済回廊の中心にカンボジアは位置しており
ASEANの大動脈としての活躍も見込めます。
ASEANトップクラスの成長率を誇るGDP
カンボジアはリーマンショックのあおりを受けた2009年は成長率0.1%となりましたが、
それ以前は2004年から10%台の成長を見せ、それ以降は7%前後と高い成長率をキープしています。
首都のプノンペンでは先ほどお伝えしたように自動車が普及しておりいわゆるモータリゼーションがおきています。
そのおかげかプノンペンの平日朝、夕方はとんでもない渋滞に見舞われており、車を運転するのも一苦労です。
これまでの理由からこの成長率はまだまだキープしていく兆しが見えています。
カンボジアを支える観光産業
これまではプノンペンのお話でしたが、カンボジアはプノンペンだけではなくアンコールワットのあるシェムリアップでも成長がみられます。
2017年に加えられたものも含めシェムリアップだけで今や世界遺産は3つ『アンコールワット』『プレアヴィヒア』『サンボ―プレイクック』
もあり過去にはトリップアドバイザーの行ってよかった都市No,1にも輝きました。
2000年にシェムリアップを訪れる観光客が46万人だったのに対し、2013年は420万人と約10倍まで膨れ上がっています。
観光インフラもしっかり整備され外資系のホテルも続々と参入しています。
この3つの世界遺産がある限り観光産業はこれからもカンボジアの収入源の柱となりうるでしょう。
周辺国との決定的な違い『ドル』経済
そして最後は何と言ってもドル経済であること。
これは投資家にとって最大の利点なのではないでしょうか。
お金の出し入れが容易でネットバンキングも可能で自国通貨ではなくドル決済も可能な国は周辺国ではありません。
銀行預金も勿論米ドルでの預金が可能で5、6%つきますので、
投資ではなくただ銀行口座を作りに行かれる方も非常に多くこの数字だけでも魅力を感じます。
詳細は上の記事に記載していますが、日本の企業がコンサルとして銀行に入っているのでそれほど期待できるという事になります。
中長期的にみてキャピタルゲインを狙うべき?
以上がカンボジアに投資が集まる理由でした。
とはいっても不動産購入してすぐにインカムゲインを狙えるかというとそうではなく、
成長しているといってももう少し時間は掛かるだろうというのが見解で、
中長期的に見ておくのがよいかと思います。
もし短期的にお考えなら正に今人口ボーナス期を迎えているベトナムなどがおススメです。
ただ早ければ早いほどお得に買えるのも事実なのでここは迷い所ですね。
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